ウマさんはとっさに近くの建物に入りましたが,
その建物は,何かが違っていました。
「なんだこれ?
隠し扉がついてるぞ?」
ウマさんはおそるおそる,
隠し扉をくぐってみました。
その先は,ろうそくの明かりで照らされているものの,
暗闇の洞窟でした。
「あの浪人衆に見つかるよりはいいか。
風も感じるし,どこかにつながっているんだろう。
先に進んでみるか。」
ウマさんは小さくなって,
暗い洞窟を進みました。
どれくらい経ったでしょうか?
先が明るくなってきました。
「やっと出口かな?」
ウマさんがよっこらしょと
洞窟を抜けると…。
「待っていたぞ!」「おわあああ!!!」急に人が出てきたので,
ウマさんはビックリしてしまいました。
その男は,黒ずくめの出で立ちでした。
「お前がどれほどの腕の持ち主か,
見極めさせてもらう!」
ウマさんはなんのことやらチンプンカンプンです。
「あの〜,」
ウマさんが質問しようとすると,
男は壁に手をやりました。
すると,男の背後の壁が,音を立てて開きました。
「さあ,行くがいい!!」「はあ…。」
そこは,道場のような場所でした。

「さっきまで洞窟だったのに,
秘密の抜け道だったのか?」
先に進むしか無いウマさんは,
とりあえず辺りをキョロキョロ。
「
裸でなにをしろというのだ!?」
ウマさんは途方に暮れつつも,
恐る恐る先に進みました。
「うらあああああ!!! あんぎゃああああああ!!!」「うわ〜!!
また出た〜〜!!!」
先ほどの
うばばあ野郎が,
またしてもウマさんに斬り掛かってきました!
ちゃりーん!ぐさっ…。
「許せ…。
俺はここで死ぬわけにはいかないんだ!
裸で死ぬのだけは絶対に嫌だ!!」
その後も,数人の
うばばあ野郎に襲われましたが,


なんとか退治して,

先に進みました。
「ぜいぜい,
ここで,行き止まりか?」
ウマさんは,傍にあった梯子をのぼってみました。

「ありゃ?
ここはどこだ?」
見上げると,先ほどの黒づくめの男と,
偉そうなおっさんが立っていました。
「よく生きて戻ったな!」「はあ,まあ…。」
「おぬしの名は?」「わたくしは,AtoZと申しますが…。」
男は,ちょっと困った顔をしました。
「贅沢な名だね!!」「は!?」
「お前は今日からウマだ!!」男はそう言うと,筆を取り,紙に
馬と書き付けたのでした!
すると,どうでしょう!?
「ああ,俺,ウマかあ。
ウマ,ウマ-。」すっかり
洗脳されてしまいました!?
「って,いつもと変わらんわい!!」男は,ウマさんに近寄りました。
「では,本日より,お前は東忍流の忍者だ!」「指示があるまで,里にて待て!」
「はあ…。」
ウマさんはうまく事情を把握しきれないまま,
忍びの里とやらに
連行 案内されました。
「俺,ポッケ村に帰れない気がする…。」こうして,望まないうちに,
ウマさんの忍者ライフが始まったのでした!!