その日,ウマヅラことAtoZさんは,
夜の森丘にキノコ狩りに来ていました。
しかし,夜の森の中でオトモとはぐれ,
道に迷ってしまったようでした。
「ついてないぜ…。
夜だから,どっちに行けばいいか,わからないな…。」
そのとき!
ウマさんの目の前に,黒いカタマリが押し寄せてきました!!
「ぐわっ!!!」
『このハンター,いいものいっぱい持ってるニャ!!』
『装備品まで,まるっとイタダキストリートニャ!』
なんと,ウマさんは
メラルーの集団に囲まれ,
よってたかって盗まれてしまったのです!
「こら〜!!
やめんか〜〜!!!」
抵抗むなしく,
ウマさんは,身ぐるみをはがされ,
一人森の中を彷徨うハメに…。
手元に残ったのは,ニンジャソードだけでした。
「うう…。
せっかく苦労して作った装備品が…。
しかも,帰り道がわからないとは…。」
ウマさんは,暗い森の中を彷徨いました。
小一時間ほど歩いた後,
急に視界が開けました。
そこは,見たことのない景色。
「ここは,どこだ!?」茅葺きの粗末な小屋が建ち並び,
周辺には水田が広がっていました。
「…。
ポッケ村って,こんなに寂れてたっけ??」
ウマさんは,人の気配を頼りに,
当たりを探索しました。
「おっ,あんなところに人がいるぞ。
ここがどこか,聞いてみよう。」

ウマさんは,第一村人を発見しました。
そして,近寄ってみました。
「あの〜,すみません…。」
「曲者かっ!!?」「え??」
シャリーン!!!
なんと,第一村人は,ウマさんの姿を見るや否や,
抜刀して斬り掛かってきたのです!!

突然のことに,訳が分からず逃げ惑うウマさん!!
「ちょ,こっちは
裸なんだから!!
てか,なんで俺がこんな目に!?」
そりゃあ,深夜に
ふんどしいっちょで
話しかけられたら,誰でもドン引きですよ!!
「うばばああ〜〜〜!! げばばばばああああ〜〜〜〜!!」
第一村人は,意味不明な奇声をあげて,
ウマさんに襲いかかりました!!
「わ〜〜〜!!
怖いよ〜〜〜!!!
完全に
キ××イだよ〜〜〜〜〜!!!」
ウマさんはどうにか第一村人を振り切り,
陰に隠れて息を潜めました。

「はあはあ,
一体なんだってんだ!?」
ウマさんはパニックです!
今まで,モンスターにいいように殴られてきましたが,
人から殴られたことはありません。
「父さんにも ぶたれたことないのにー!!」「おっと,大声を出してはイカン…。」ウマさんは考えました。
そして,手元を見ました。
「このままでは,
こっちが殺やれる…!」
「いや,人を殺めるなんて,
そんなのハンターの仕事じゃない…。」
「とにかく,ポッケ村に帰らねば…。」

↑ウマさん,手首が反り過ぎ!!
ウマさんは,持ってきたニンジャソードに手をかけつつ,
暗闇の中に足を進めるのでした…。